タヌキのお散歩
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WEBMAIL携帯サーバーの構築

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はじめに

メールサーバー(XMAIL)を導入しました。届いたメールを読むのはメールソフトまたは、K4WEBMAILですね、しかしながら、携帯でも読みたいと思いませんか? ここでは、携帯でも読めるように、CGIを構築していきます。

インストール

次の箇所よりソフトをダウンロードしてください。
WebMailClient2 for Keitai

XMAILをインストール時にK4は、c:\www\cgi-bin\k4に展開しましたが、同じように
WMCK2は、c:\www\cgi-bin\wmck2 に展開します。
任意のフォルダー(wmck2)を作成して wmkeita2_x_x_x.exe そのフォルダーに複写後、実行(展開)すると、次のようになります。

各ファイルについて

wm_keitai2.cgi --- WebMailClient2 for Keitai本体

wm_keitai_conf.cgi --- WebMailClient2 for Keitai管理ツール(PC閲覧専用)

wm_keitai_qr.cgi --- QRコードジェネレータ

search.cgi --- nslookup / DNSサーバー検索ツール(PC用)

register.cgi --- レジストCGI (ユーザー登録後に必要になります)

設定

WEBサーバーの管理下のディレクトリーとして、「c:\www\cgi-bin」があり、かつ、cgiで呼び出す許可であって、http://localhost/cgi-bin/...で呼び出すことが出来る環境、または、それに準じる環境であること。

CGIスクリプトの修正

あなたが使う WWW サーバによっては、XMailCFG に含まれる CGI スクリプトファイルの最初の 1行(#! から始まる行、shebang 行。perl.exe へのフルパスを定義する行)を修正しなければなりません。

Apache for Win32 と Sambar Server では修正が必要です。AN HTTP Server ではデフォルトではこの行を見ないので、その場合は修正の必要はありません。IIS、04webserver の場合も修正の必要はありません。

wm_keita2 のすべての CGI スクリプトファイルの第 1行は以下のようになっています。

#!/usr/bin/perl

WM_keitai2の表示

まずはじめに、携帯ではなく http://localhost/cgi-bin/wmck2/wm_keitai2.cgi をパソコンのWEBから実行してみてください。次のように表示されれば、携帯でも表示可能です。
携帯からは、http://domain_name/cgi-bin/wmck2/wm_keitai2.cgi になります。
domain_nameは、WEBサーバーの導入で登録したドメイン名です。
入力が長い場合は、携帯にメールで送れば簡単ですね!もっと簡単ログインは次の項目を参照してください。

設定

メールサーバーの導入で登録した、ユーザー名をこの入力画面で設定します。

■メール設定

--------------

名前

 任意の名前  ←(携帯からメール送信時の名前に使用されます)

メールアドレス

 メールアドレス ←(携帯からメール送信時のメールアドレスに使用されます。携帯の住所録から複写)

--------------

■受信サーバ設定

--------------

メールサーバー

 localhost ←(メールサーバーと同じサーバーにこのソフトをインストールしたので)

ユーザー名

tanuki@xxxx.dip.jp ←(メールサーバーへのユーザーID、携帯の住所録から複写)

パスワード

 458745  ←(メールサーバーへのパスワード)

●POP3      (標準設定)

○APOP(POP)

○IMAP4

□overSSL

これ以降は、触らなくてもいいです。

■送信サーバ設定

--------------

SMTPサーバー

localhost:25 ←変更しない

●標準

○POP Before SMTP

○ESMTP認証

□overSSL

■SMTP認証/POPbeforeSMTP

※省略可能。省略時はメールサーバーと同一のアカウントを使用

ユーザー名

パスワード

■POP before SMTP設定

※省略可能。省略時はメールサーバーと同一サーバを使用。POP before SMTPを利用するときのみ指定。

接続先POPサーバー

認証モード

○POP3

○APOP(POP)

□overSSL

--------------

■その他設定

--------------

送信メールを自分にも転送する

最後にログインボタンでログインしてください。
次の画面が表示されます

携帯からもっと簡単にログインするための設定

先ほどの設定を事前に登録しておく手段です。
パソコンから http://localhost/cgi-bin/wmck2/wm_keitai_conf.cgi へ接続してください、メニューから「ログイン設定」をクリックすると、次の画面が表示されます。ここで、

  1. ログイン設定項目で、「簡易ログイン」に設定、
  2. デフォルト設定項目で、メールサーバを「localhost」と入力
  3. 簡易ログインユーザー設定項目で、メールアドレス定義を $user@$def_mserv を $user@xxx.xxx.jp に変更する。
  4. 一番下の「更新」をクリックしてください。

もう一度、携帯またはPCから、http://localhost/cgi-bin/wmck2/wm_keitai2.cgi  に接続すると、簡単になった、ログイン画面が表示されます。

管理パスワードの設定

メニューから「管理認証設定」をクリックして、パスワードを設定しておきましょう。
設定後、パスワードを忘れて、数回間違えると、アクセスしてるIPアドレスからは、ログインできなくなります。この場合、sysdat/iptemp/配下のファイルを削除しましょう。
パスワードは、sysdat/admin*.dat を削除します。
ログインできたら、再度、パスワード設定します。

設定保存

携帯では、ログインできると、今までの設定内容を保存して次からのログインを簡単に行いたいので、画面の上に「設定保存」ボタンがあります。これをクリックしてください。
次の画面が表示されるので、この画面を携帯のブックマーク登録してください。
これで、次から、このブックマークした画面が現れるので、「再ログイン」ボタンをクリックすると、ログインできます。

エラー表示

次のエラー表示は、ほとんどパスワードが異なる場合です。

POP3 Error
At account_ctl->account_ctl_set->login 
--------------------------------------------------------------------------------
認証エラー 
--------------------------------------------------------------------------------
mailcontrol->pop3login->connection_pop
pass
-ERR Invalid auth or access denied

無効なパスワード、またはデッドロックです

次のエラー表示は、ルーターおよびファイアーウオールのPOP受信ポートが開いていないからです。
注意ここではセキュリティー上ルーターのPOP受信ポートは開けないでください。(外部からリモートPOPを行わない)
でも、イントラネット内のパソコンのためサーバーのファイアーウオールはPOP受信ポート開けてくださいね。パソコンのメーラーからサーバーにメールを取りにいけないから!

POP3 Error
At account_ctl->account_ctl_set->login 
--------------------------------------------------------------------------------
認証エラー 
--------------------------------------------------------------------------------
mailcontrol->pop3login->connection_pop
popready

POPサーバーの応答がありません

アップデート手順

readme.txtを参照してください

Ver3.7.0以降の方は

./sysdata/

./conf/

./style/

以外のファイルをディレクトリ構造を保ったまま上書きしていただければ

アップデートは完了となります。

それ以前の場合は設定ファイルも更新されていますので、

./conf/

内のファイルをアップデートする必要があります。

これで完了です。

追記

WEBサーバーの設定をこのようにすれば、

"ServerPath" /i/ 
"LocalPath" c:\www\cgi-bin\wmck2\ 
"AcceptHTTP"  0
"AcceptHTTPS" 1

携帯から、https://domain_name/i/wm_keita2.cgi になりURLが簡単になります。セキュリティーも万全です。

最終更新時間:2008年11月28日 20時53分59秒